周南市Y様邸屋根葺き替え工事
投稿日:2023.09.12
9月に入り、暑さも少しずつ落ち着いてきたように感じます。
朝晩は涼しく、エアコンを付けなくても快適に過ごせる時間が長くなってきました。
秋らしさを感じつつ日中はまだまだ夏の名残が厳しいこの時期。
気温変化で自律神経が乱れがちですので、お風呂にゆっくり浸かるなど自分なりのリラックス方法で、あと少し、暑い時期を乗り切りましょう。
今日のやねや職人スタッフブログは周南市のY様邸の屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。
お問い合わせ当初は、屋根の塗装をお考えとの事でご相談を頂きました。
既存の屋根材はブルックというセキスイの屋根材です。
現在は生産されていない製品です。
カラーベストに似ていますが、カラーベストより厚みがありますがアスベストは含まれていません。
状態にもよりますが、通常は10年~15年のサイクルで塗装を施す必要があります。
ブルックは現在生産されていない屋根材なので、この先のメンテナンスにかかる費用や時間、その都度の打ち合わせに係る煩雑さ等を考慮して、塗装の必要がない陶器瓦に葺き替えるご提案をさせて頂き、ご契約を頂きました。
塗装に比べたら葺き替えは費用は高くなりますが、今後は塗装の必要はないので維持費は抑えられます。
宣伝も兼ねた看板シートを付けさせて頂きました。
既存の屋根材を撤去します。
実際に屋根に上がってみると苔が目立ちます。
防水性がなくなると水切れが悪くなり、苔やカビが発生します。
撤去後の様子です。
雨漏りの形跡のなくきれいな状態でした。
ルーフィングを張ります。
瓦を固定する桟木を取り付けます。
Y様邸の瓦は、平板瓦です。
瓦と聞くと波がある和形の瓦が思い浮かぶ方が多いと思いますが、Y様邸の瓦のように平らなスマートな瓦があります。
平板瓦は、和風、洋風どちらの外観にも合います。
棟の芯となる垂木を金具に取り付けます。
棟は漆喰を使わずに完全乾式工法で施工します。
垂木に防水性のある面戸シートを被せます。
両サイドにスポンジ状のシーラーを取り付けてさらに防水性を高めます。
棟に冠瓦を被せて完成です。
陶器瓦でありながら、おうとつがなくスッキリとした外観に仕上がりました。
Y様邸の既存屋根材はカラーベスト。
陶器瓦よりも軽い屋根材が乗っていたのでなるべく屋根を軽量化できるように棟は漆喰を使わず仕上げました。
屋根の修理、リフォーム、屋根の葺き替え、屋根の耐震補強工事等、屋根と外壁の事は専門店にご相談ください!!
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