投稿日：2020.06.22

岩国市　周南市　下松市　光市　屋根と外壁塗装工事　やねや職人！！

今週は梅雨の中休み。

梅雨らしくない晴天が続きます。

まだまだ風は涼しいですが、日差しは真夏ですね・・・

水曜日まではこのお天気が続くようですね♪

今週こそは、片付け損ねたホットカーペットと冬用ラグを天日干しして片付けようと思います(^-^;

今日のやねや職人スタッフブログは、周南市のS様邸の屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。

雨漏りがあるとのご連絡をいただきました。

既存の瓦はセメント瓦です。

セメント瓦は瓦自体に防水性がないため、定期的に塗装を施し防水性を維持する必要があります。

S様邸の瓦は適切な時期に塗装工事が行われず、瓦が劣化、雨水がしみ込んでしまったようです。

その処置として、瓦と瓦をコーキングで固定したため余計雨漏りがひどくなったようです。

瓦の隙間から入り込んだ雨水がそのまま雨漏りに直結すると思われる方が多いかと存じますが、仮に瓦の下へ雨水が入り込んでも、S字型になっている凹んだ部分から雨水を排出する仕組みとなっています。

そのため、雨水の排出口となる部分をコーキングで固定することは、入り込んだ雨水が外へ逃げ出せず、屋根地にしみこんでしまい、やがて天井にシミができる・・・ということになります。

瓦のあの形はそんな理由であの形なのです(#^.^#)

S様邸の室内。しみ込んだ雨水が野地板を腐らせてこのような状態に・・・

倉庫として使っていらっしゃったため、気が付くのが遅れたそうです(>_<)

塗装メンテナンスの必要がない、陶器瓦への葺き替えのご注文をいただきました。

既存瓦を撤去します。

雨漏りで野地板が腐食していた部分は新しく張り替えます。

防水下地改質アスファルトルーフィングを張り、瓦を釘止めする桟木を取り付けます。

石州瓦を葺きます。

軒先から棟方向へと1枚ずつ釘留していきます。

完成です。

ドローンを使って撮影しました。

S様、この度はやねや職人にご注文頂き誠にありがとうございます。

これからは塗装メンテナンスの心配はありませんのでご安心ください(#^^#)

現在の瓦葺き工法は瓦を全て釘留するので、ずれる心配はありませんが、築年数の経っているお宅ではズレ防止のためコーキング処理がされているお宅が多くみられます。

手軽にできるコーキング処理ですが、長い目でみれば屋根地を腐れせてしまう危険があります。

屋根工事専門店にご相談ください。。。

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