岩国市N様邸 屋根・外装リフォーム工事
投稿日:2022.04.08
春を通り越して初夏の陽気。
風が心地よいですね。
桜の見ごろは過ぎても桜吹雪や花筏はまだ楽しめます。
今週末も絶好の行楽日和となりそうです♪
しっかりと感染症対策をして、日曜日は少し遠くまでお出かけしてみようと思っています(#^^#)
今日のやねや職人スタッフブログは、岩国市のN様邸の屋根と外装リフォーム工事が終りましたのでご紹介します。
セメント瓦屋根で1階部分の屋根は野地板の腐食により一部陥没していました。
屋根は塗り替えメンテナンス不要の陶器瓦へ葺き替えます。
外壁材の杉板も劣化が進んでいたので、こちらも塗り替えの必要がないガルバリウム鋼板の外壁材に張り替えのご注文を頂きました。
既存の瓦を撤去します。
瓦の下に土を入れて留めている土葺き工法で施工されているので、既存の屋根材の撤去に時間がかかります。
屋根下地は竹と杉皮が使われていました。
通気性、保温性に優れている昔ながらの工法ですが、現在は耐震性、施工性の観点から杉などの野地板と防水紙を用いて屋根地を作ります。
腐食が多く見られた面は屋根全撤去、垂木を新設して屋根地を作ります。
新設した野地板に改質アスファルトルーフィングを張ります。
瓦を釘止めする桟木を取り付けます。
雨水が流れやすいように穴をあけた水抜き桟木を使いました。
石州瓦を軒先から葺きます。
続いて壁の補修です。
透湿シート、胴縁を取り付けます。
ガルバリウム鋼板の外壁材を取り付けて完成です。
見違えるようにきれいになりました。
陶器瓦は金属屋根材に比べて重いから地震の時に不安だと思われている方が多いですが、もともと瓦が乗っていたお宅は瓦の重量に耐えられるような造りとなっています。
N様邸のように土葺きから現在の工法で葺き替えると土の重みがなくなった分屋根は軽量化できます。
もちろん瓦は全て釘止めします。
N様邸は棟も地震、台風などの強風の影響を極力受けないように被せ瓦のみで仕上げました。
このように現在の瓦屋根は昔と比べて耐震耐風施工法で施工します。
葺き替えをご検討の方は金属屋根、陶器瓦それぞれの特徴を理解して選択されたら良いと思います。
その際は直接相談できる、屋根専門店にご相談されてくださいね。
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