岩国市N様邸防災棟積みなおし工事

今日も朝から快晴。

ですが、朝はこの時期らしからぬ冷え込みでしたね。

明日はさらに気温が高くなる予報。

今日も日中の日差しは真夏のようです。

寒暖差、熱中症に気を付けましょう!!

 

今日のやねや職人スタッフブログは岩国市のN様邸の棟の積みなおし工事が終わりましたのでご紹介します。

越し屋根の立派な和風住宅です。

棟瓦の面戸部分の漆喰が剥がれて、赤土が流出した状態でした。

瓦谷の谷板は銅製のため、経年により穴が開いていました。

所説ありますが、陶器瓦に使われている釉薬と銅の相性が良くないとも言われています。

現在は銅製ではなく、ステンレス製の谷板を使用します。

本棟、隅棟、全ての棟を解体して、新たに防災のし瓦を使用して積みなおすご注文をいただきました。

 

 

既存の棟瓦を解体します。

防水下地 改質ルーフィングをはります。

棟金具を屋根の頂上に固定し、棟の芯となる垂木を棟金具に取り付けます。

屋根専用の漆喰を棟垂木の両側に塗布します。

大、小の防災のし瓦を重ねて積みます。

抑え木の上からのし瓦の穴を通して棟金具に固定した垂木にビスを打ち込みます。

冠瓦を被せて、抑え木にビス留めします。

これで屋根(建物躯体)と棟が一体化し、強風や地震の揺れ等でも崩れにくくなりました。

瓦谷はステンレス製の谷板を設置。

雨量が多い時の逆流を防ぐためにスポンジ状の面戸を入れて屋根面から流れてくる雨水をスムーズに雨樋に流します。

 

雨樋も全て交換しました。

棟のメンテナンスを適切に行えば陶器瓦は50年以上の耐久性があります。

施工時期によっては、谷板が銅製のものを使用している場合もあるので、気になる方は屋根と外装リフォーム専門店にご相談ください!

屋根の葺き替え、屋根リフォーム、屋根の修理、外壁リフォーム等、お問い合わせお待ちしております。

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