投稿日：2020.04.08

岩国市　周南市　下松市　光市　屋根と外壁の外装専門　やねや職人！！

連日感染者が増え続けるコロナウィルスのニュースが流れ、先行き不安な毎日が続いています・・・

本当なら今日は次男の中学校の入学式でしたが、周南市は休校延長に伴い中止とのことです。

延期ではなく、中止です・・・

我が家は長男も周南地区の高校に通っているのですが、高校も休校延長。

やねや職人でも、帰社時のうがい手洗いはもちろんですが、営業職、事務員も全員マスク着用、事務所は常に換気を行い、対策をしています。

お客様を、一緒に働く仲間を、大切な家族を、自分を守るために、意識をして行動したいと思います。

1日も早く平穏で賑やかで明るい日本に戻るように、私にできることをしようと思います。

今日のやねや職人スタッフブログは、岩国市のM様邸の棟の積み直し工事が終わりましたのでご紹介します。

棟の漆喰が剥がれているとのご相談を頂きました。

お手入れ行き届いたお庭が立派なM様邸。本棟、隅棟ともにのし積みの格式高い日本家屋の屋根です。

経年と共に漆喰は劣化、水分が抜けて剥がれてしまい、のし瓦を固定している番線も入れている部分が多く見られました。

陶器瓦の対応年数は50～60年以上と言われます。

地葺き部分はまだまだきれいで劣化もズレもみられませんでした。

棟の積み直しを行えば、まだまだ持ちます。

建物と棟を一体化させる防災棟仕様での棟の積み直し工事をご注文頂きました。

M様、ありがとうございます(#^.^#)

工事に伴い足場を設置します。

既存の棟を解体します。

旧工法の棟には赤土が使われており、ご覧の通り大量です。

全て取り除き、清掃します。

防水下地改質アスファルトルーフィングを張り、棟金具、桟木を取り付けます。

 

取り外した瓦を葺き戻し、棟金具に棟垂木を取り付けます。

隅棟、下り棟も同様に作業します。

棟垂木の周辺に屋根専用漆喰　シルガードを塗布します。

シルガードは漆喰にシリコンを配合し、高耐久化したものです。

防災のし瓦を積みます。

防災のし瓦は左右1枚で施工、真ん中に空いた穴からビスで建物躯体と固定します。

押さえ木から棟垂木まで通じる専用の長いビスを使い棟と建物を固定します。

 

下り棟はのし瓦を積まず、被せ瓦のみで仕上げました。

岩国市M様邸　防災棟積み直し工事完成です。

建物躯体と棟を一体化することで地震の揺れや台風などの災害でも崩れにくい棟となりました。

桜も散り始めました。

今週もお花見日和が続きましたね。

今年ゆっくり見れなかった分、来年は沢山お花見ができるはずです！

一人一人が意識して、そして皆で協力して、未来を作っていきましょうね！！

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