岩国市H様邸棟改修工事
投稿日:2023.07.28
山口県、熱中症警戒アラート発令中。
今年は10年に1度の猛暑になるそうです。
汗をかいて代謝を上げる事も必要ですが、屋外は危険な暑さです。
無理をなさらず、エアコンを活用して熱中症にならないように過ごしてくださいね。
先は長いです・・・
今日のやねや職人スタッフブログは岩国市のH様邸の棟の改修工事と外壁、倉庫屋根の雨漏り対策工事が終りましたのでご紹介します。
棟がいくつもある入り組んだ屋根の造りのH様邸。
棟は熨斗瓦と赤土を積んだ旧工法の屋根。
面戸の漆喰が剥がれて中の赤土が流れ出ている部分が見られます。
漆喰仕上げの壁は経年劣化でひび割れがみられます。
特に壁際の立ち上がり部分は雨水が入り込みやすいので注意が必要です。
離れの倉庫は瓦屋根とポリカ屋根の取り合い部分から雨水が入るとの事。
勾配が緩やかなため雨水が軒先に流れにくく、雨量が多い時は逆流してしまいます。
水切りを取り付けて対策をします。
まずは棟工事から。
赤土が流出している棟は解体して冠瓦のみで仕上げる工法で作り直します。
崩れていない棟は棟バンドを使い補強します。
改質アスファルトルーフィングを張り棟の芯となる垂木を取り付ける金具を屋根地に設置します。
棟金具に垂木を固定、屋根専用の漆喰を塗布します。
冠瓦を被せてパッキン付きのビスで棟垂木に固定して棟工事は完成です。
棟バンドを使い補強した棟です。
続いて壁の改修工事です。
既存の漆喰仕上げの壁の上からヨド鋼板を張るために、木材を取り付けます。
透湿シートを貼ります。
ヨド鋼板を張って壁の改修工事完成です。
最後は倉庫の防水対策工事です。
瓦屋根部分とポリカ屋根部分の取り合い部分に水切りを設置します。
立ち上がりを付けているので、隙間から雨水が入り込むことなく、ポリカ屋根の軒先に排出できます。
既存のパラペットにガルバリウム鋼板のカバーをつけます。
完成です。
3世代が暮らすH様邸。
棟の改修工事が終り、皆様ほっとしたご様子でとても喜んで頂けました。
台風シーズンもすぐですからね。
H様ありがとうございました!!
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午後からますます危険な暑さとなっています。
どうか安全第一を心掛けて、週末を楽しんでくださいね♪
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