投稿日：2024.01.26

今シーズン最強寒波が通り過ぎ、日差しの温もりにほっとします。

皆様のお住いの地域では雪による生活への影響はなかったですか？

自宅での災害時の備えはもちろんですが、車にも最低限の備えをしておこうと改めて思いました。

今日も穏やかな日常に感謝です。

今日のやねや職人スタッフブログは岩国市で棟工事が２件終わりましたのでご紹介します。

棟は屋根面の接合部分で最も強風の影響を受けやすい部分です。

陶器瓦は塗り替えは不要で５０年以上の耐久性がありますが、棟だけは定期的に点検をして適切なメンテナンスを施す必要があります。

特に築年数の経過した住宅は、屋根瓦の施工に釘が使われていないので、経年による棟瓦のズレや漆喰の剥がれが見られます。

漆喰は瓦の固定と防水の役目があります。

漆喰が剝がれた所から雨水が侵入して雨漏りを引き起こす可能性もあるので、棟の点検、補修は定期的に行う必要があります。

棟を解体します。

ルーフィングを張ります。

棟金具に垂木を固定し、屋根専用漆喰を塗布します。

冠瓦を被せて垂木にビスで固定します。

２件目です。

こちらも経年による漆喰の剥がれ、のし瓦を固定する番線の切れがあります。

１件目と同様に棟を解体して屋根専用漆喰と冠瓦で棟を作りなおします。

完成です。

瓦屋根の優れた特性の一つで、棟と屋根面を分けてメンテナンスを行うことが出来ます。

棟のみの補修でしたら葺き替えに比べて費用も少なく済みます。

耐震の観点からも棟のメンテナンスをお勧めします。

屋根の修理、リフォームは屋根専門店へご相談くださいね。

やねや職人光店(ショールーム)では、棟の構造や補修で使用する資材も実際にご覧いただけます。

屋根は見えない場所なので、何を使ってどのようにリフォームするか、目で見て触って体感してくださいね。

ご来店お待ちしております♪

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