岩国市A様邸屋根瓦葺き替え工事
投稿日:2021.11.19
穏やかな秋の陽気が続いています。
来週月曜日の雨を境に季節がぐっと進みそうです。
紅葉狩りも今週日曜日まででしょうか。
コロナも落ち着いていますし、もっと色々な場所の紅葉を見に行きたかったのですが、秋は短いですね。
今日のやねや職人スタッフブログは、岩国市のA様邸の屋根葺き替え工事が終りましたのでご紹介します。
雨漏りがあるとお問い合わせを頂きました。
A様邸の屋根は数十年前の施工の為、地葺き部分の瓦は釘止めされていません。
ズレ防止、雨漏り防止策として地葺き部分の瓦がコーキングで固定されていました。
コーキング処理が悪いわけではないのですが、コーキング材を施す場所が重要です。
場所を間違えると雨水の逃げ道がなくなり、溜まった雨水は建物へ染み込んでやがて雨漏りを引き起こす原因となります。
瓦の下へ雨水が入り込んでも、隙間から軒先へ排出される構造となっています。
雨漏りがある場合はコーキング材で対応するのではなく原因箇所を突き止めて、元を直さない事には後々大がかりな補修工事が必要となる可能性もあります。
コーキング処理の箇所が広範囲で、地葺き瓦が釘止めされていないので、現在の施工法での葺き替えをご提案、ご注文頂きました。
瓦1枚ずつ全て釘止めします。
既存瓦を撤去します。
傷んでいる野地板の補強をします。
ルーフィング、桟木、棟金具を取り付けます。
石州の赤瓦を軒先から葺きます。
棟金具に垂木を取り付けます。
棟垂木に屋根専用の南蛮漆喰を塗布します。
地葺き部分と棟との隙間から雨水が侵入するのを防ぎます。
左右1枚施工の防災のし瓦を使い棟と屋根地を連結させます。
棟と建物躯体を一体化させているので、のし瓦を積んだ高さのある棟でも崩れにくく、台風や地震等の災害に強い棟です。
完成です。
壁際は雨水の流れがスムーズになるように、ガルバリウム鋼板で水切りを作り取り付けました。
A様、これで台風、地震、それから近年頻発している豪雨でも安心です(#^.^#)
さて、今夜は月の約98%が地球の影に隠れる、部分月食が見られるようですね。
ほぼ皆既月食だそうで、日本では140年ぶりの現象との事。
お天気も良さそうですし、赤銅色の月が見れたら良いですね!!
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